【ご質問】会食恐怖症と人前で緊張することについて。

『私は昔、給食を残したら怒られるという本を読み、それがプレッシャーとなって給食時間になると吐き気がしたり苦しくなったりするようになりました。

幸い先生には恵まれて、食べれるだけでいいよって言ってもらえていたのですが、あまりにも苦しくて泣いてしまう日もありました。

私は私を会食恐怖症だと思うようになりました。

このことがきっかけなのか、同時に緊張しがちにもなりました。

人前で話そうとするとめちゃくちゃ吐きそうになるし、気持ち悪くなります。

もう学校行きたくないなって思ってしまいます。

みんなに会いたいのに、勉強したいのに。

会食恐怖症と人前で緊張することと、何か関係はあるんでしょうか?

また、解決法などを教えていただきたいです。』

※質問者の方が特定されないようにするために、ご質問文の詳しい部分はカットさせていただきましたm(__)m

本から学んだ教訓を守っておられるのが、とても真面目で律儀だと感じました。

食べ物を大事にすることはとても良いことですが、自分の体を大切にすることも大事です。

そこで、食べ物を残すことを自分に許す必要があります。

質問者の方の場合はもう、食べ物を捨てるわけではないので、残すことに罪悪感を感じる必要はないと思われます。

会食恐怖症と人前で緊張することが、何か関係するのかというと、予想ですが、他人から変わってると思われるのが嫌なのではないかと思われます。

他の人が簡単にできることが自分だけできないというのはとてもつらいことです。

そのお気持ちはとてもよくわかります。

そのことを踏まえた上で、僕なりの解決法です。

人間の体は、粒子でできていると言われていて、その粒子は、自分が発する言葉に大きく影響されると言われています。

たとえば世の中では、明るい言葉を話す人は雰囲気が明るくて、人の悪口ばかり言う人は雰囲気が暗い人が多い様子です。

目を瞑って深呼吸をしながら、「食べ物を残すことを自分に許します」、または、「よくなっている。治ってきている」などと、ゆっくり自分に言い聞かせるように発言すると、その言葉が、自分の体に浸透していき、良い効果があると思われます。

人前で緊張しない状態というのは、自信があり、平気な時なので、「私は自信があり、どんな時でも平気です」という風に発言していれば、その言葉も体に浸透し、そのようになっていくと思われます。

また、1番大事なのが、無理やり治そうとしないことです。

力には反作用があり、無理やり何かを動かそうとすると、その分の反動が働きます。

無理やり何らかの方法で治そうとすると、辛く苦しい好転反応というものが起きます。

上で書いた言葉の力も、即効性はなく、徐々に変化をもたらしていくものです。

そのため、治す時はゆっくりと長い時間をかけること、自分の人生の一部だと受け入れることが、必要になるのではないかと思われます。

質問者の方の生き方にもよりますが、今後、会食をしなければならない時がくるかも知れません。

あまり言いたくはありませんが、その時は、頑張って事情を話して、出席を断るしかないと思います。

しかし、他の人がしない苦しい経験、どうすればいいのか試行錯誤することは、いつか大きな財産になります。

それは質問者の方にしか手にできないものです。

これがきっかけで良いことが起きると信じて、生きていくのが良いと思われます。