人の忠告は聞いた方がいいのか、自分で考えた方がいいのか。

練習に取り組んでいる時、先生の言うことはどんなに無意味そうに見えることでも言うことを聞いた方がいいという意見がある。

その一方で、たとえどんなに信頼する人の言うことでも自分が違うと思えば取り入れない方がいいという意見がある。

これってどっちが正しいんだろう。

昔こんなことを言っている人がいた。

「俺の仲間も素直で聞き分けのいい馬鹿はみんな死んだ。生き残ったのは腹に一物持った聞き分けのない大馬鹿ばっかりだ」

この人は戦争の時代を生きた人だった。

つまり他人の意見ではなく自分の考えを優先するのが大事だし、それをした人だけが実際に生き残ったと言っている。

まあこれは戦争の話だし、現代社会で言うことではないのかも知れないけどな。

先生が成長した生徒に、「よく自分の教えに従ってくれた」って感謝するところを時々見かける。

だから人の忠告を聞くことも大事だし、自分で考えることも大事なんだろう。

その両方を大事にしてその結果どうなるかは結局運次第だと思う。